中学受験 母親のうつ・イライラ・疲れた時は
「子どもの中学受験なのに、母のほうがストレスでまいっている」
こんな声をよく聞きます。
母にとっては、子どもことは自分以上に大事なはずです。
当人よりも母のほうが一生懸命になって、その温度差にイライラしてしまいます。
子どもの人生だから子どもにまかせろとか育児本には書いてありますが、「子を持つ人が書いているんだろうか!」とプリプリ怒りたくなりますね。
とにかく中受母は怒りやすい。
私は人生であんなに「怒り狂った」自分を見せつけられたことはありません。
オリンピックで「怒るママ」の種目があったら、金メダルの自信がありました。
そんな私が、あのときの私に向かって記事を書きました。
中学受験 母親のうつ・ストレス・疲れた時は
もくじ
- 中学受験 親子喧嘩はうちだけ?
- 支えのブログ 「中学受験をわらう」
- 中学受験母の味方「偏差値30からの中学受験」
- 中学受験母はママ友には近寄るな
- 中学受験の母にとって美容院は病院
- 中学受験母のストレス発散
中学受験 親子喧嘩はうちだけ?
自分から受験すると言い出したのに、やる気の見えないわが子につい言ってしまいます。
母「受験なんてやめちゃいなさい」
子「じゃあ、やーめた。」
母「な、なんですってー!(もっと怒る)
だいたいあなたはね………………(延々と1時間説教がつづく)」
どこかで聞いたセリフですか?
親子喧嘩なんてどこの家庭もありますよ。
うちだけだ~なんて思っちゃだめですよ。
上のほうのクラスの子たちはさぞかし穏やかだと思うでしょうが、上では上のお悩みもあるらしいですよ。
怒るのはよいですが、下手をすると1時間も2時間も説教が始めてしまいます。
あの時、子供の時間を大幅に無駄にした私。
支えのブログ 「中学受験をわらう」
「黒い講師」さんという個別の塾講師のブログ中学受験をわらうにはお世話になりました。
塾目線で、中受母を「鴨ネギ」に例えてリアルな内容を面白く書いています。
おかげで、塾というものは親身になってくれているようで実は「営業」というプレッシャーを常に抱えていることを思い出させてくれます。
黒い講師さんは情にもろい方のようで、コメントの多さではナンバーワンのブログです。
受験当日の「控室のつぶやき」の読者のコメント欄は過去のものを読んでおくことで、受験母の心境をリハーサルすることができますのでお勧めです。
中学受験母の味方「偏差値30からの中学受験」
「偏差値30からの中学受験合格記」の著者の鳥居りんこさんは、
「塾のテキストって投げたり破くためにあるんじゃないの?」
「怒鳴る、わめくは普通だから」
などと、中受ママとして怒り狂った日々をつづりつつ、中受ママたちを抱擁してくれます。
志望校の学校説明会で「ご縁がありますように」とトイレを磨いたりするエピソード、藁をもつかむ不安な母の心の表れは他人事に思えません。
あの時の私の、精神安定材になった一冊です。
中学受験母はママ友には近寄るな
中学受験の母だったころ。
私は娘が小5に進んだ時点で、ママ友との交流を断ちました。
小4の夏まで塾で娘が一番仲良くしていたMちゃんのママがいました。
一緒に出かけたり、お茶したり楽しんでました。
Mちゃんはもともと勉強も娘よりできる子でした。
Mちゃんのママは面倒見の良い方で、私にMちゃんの勉強方法や使っている教材をこまごまと教えてくれるのですが、これがだんだんつらくなってきたんですね。
私の中で、彼女の面倒見の良さは、「おせっかい」に感じ始め、いつしか「自慢じゃね?」なんて嫉妬心に変貌しはじめました。
つまり受験が近づくにつれ、受験母は「いい人でいる余裕」を失います。
私はこのままでは私は「性悪おばさん」になる危機を感じ、フェードアウトしようと努めました。
やがてMちゃんは塾を変わり、幸い小学校も違うのですっかり会わなくてすむようになりました。
小学校も塾も同じの、Kくんがいました。
このKくんママと気が合いしゃべるようになりました。
塾は同じクラス、つまり同じような成績でした。
この子は間もなく上のクラスに行くのですが、別に気になりません。
「Mくんすごいじゃん」と素直に言えてました。
つまり「性別が違うこと」で、成績などはまったく気にならないんですよ。
1年前に受験が終了したご近所のママがいます。
「こんどうさんとこも受験?」と話しかけてくれたのをきっかけに、仲良くなりました。
たくさん愚痴も聞いてもらい、このブログの記事にもなっている知恵はこの先輩ママからの伝授が多いです。
「つまり学年が違うなら」仲良くなれるのです。
受験母のママ友は、「性別と学年が違うママ友」に限る!
中学受験の母は美容院は病院
受験生の親は、塾弁づくりや偏差値表とにらめっこしたりコピーとったりの作業量も半端なく多忙です。
つい自分のことを後回しにしてしまいます。
「髪の毛ふりみだして」やることが「美」だと勘違いし始めます。
でもその思考は危険です。
なぜなら「こんなにやってんのに!怒」という感情を引き起こしやすいからです。
「私がこんなにやってんのに!」という感情は、子どものやる気が見えなかったときに、大爆発を引き起こします。
それを避けるためには美容院へ、「医者へ行くつもり」で月に1回行くことです。
美しくなった自分を鏡で見れば、余裕も少しは生まれます。
怒ったとしても、優しめに怒鳴ることができます。
騙されたと思って予約を入れて下さい。今すぐですよ。

中学受験母のストレス発散
中受母は、休憩しようとせっかくカフェに入っても
「入試の時事問題の傾向は何かしら」
と日経新聞を読んだり、子どもの解いた問題の丸付けをし始める始末。
これでは休まるどころではありません。
24時間、受験のことを考えてるからストレスがたまるのです。
軽い・くだらない話題を、読んだり見たりしましょう。
脳を使わなくてすむものでないといけません。
恋愛マンガでも、雑誌でもお笑いの配信でも。
ちなみに、「ゲームは脳科学的に脳の休憩にならない」
と、精神科医の樺沢 紫苑さんは、おっしゃってます。
私は、芸能ニュースを女性誌で見てました。

脳を使わないくだらない記事で、休憩しました。
受験母の休憩には、時間つぶしというより、「精神安定剤」が必要なのです。
【まとめ】中学受験 母親のうつ・ストレス・疲れた時は
- ママ友はつくらない(作るなら他学年・異性)
- 超くだらないことをしてみる
- 今すぐ美容院の予約をとる(医者よりいいかも)
- 平和は戻ると確信する