カンニングや答え丸写し発覚で激怒 親がわが子にかける言葉は

中学受験

「うちの子がカンニング?!」

怒り狂う母。食器の壊れる音。

我が家も例外ではありませんでした。
うちの子は、この事実に対してしらばっくれたので、火に油を注ぎました。

私は、感情的になり娘に傷つける言葉をたくさん浴びせたことを後悔しています。

カンニングについて、子供の問題行動について、とことん調べたり相談したり実例を聞いたりしてきました。
苦しむ受験母に伝えつつ、「あのとき」の私に向けてのメッセージでもあります。

カンニングや答え写しの子に 親がかける言葉は

もくじ

  1. 中学受験でのカンニングは誰もが通る道
  2. カンニング 叱るより効果がある方法
  3. カンニング最悪なのは親が「気づけない」こと
  4. カンニング防止は解答の取り扱いが大事
  5. 子どものウソは中学受験のせいではない

中学受験でのカンニングは誰もが通る道

中学受験とカンニングは、ポテトとチーズバーガーのように「セット」であるということを心にとめておくことが大事です。

おそらくどの親も、子供がカンニングしたらもちろん怒り狂うでしょう。

わが娘のカンニング事件が発覚したとき、私は同じことを何度も繰り返し説教で何時間も無駄にしました。
そして、その後何日も尾を引いたのです。

夜は「中学受験・カンニング」で検索していました。
出てくる、出てくる、家庭教師や塾講師のアドバイス。
体験談も読みあさりました。

検索で「カンニングと受験」があまりに多くがヒットした割には、カンニングパターンはあまり多様ではないこと。
そして、カンニングしてしまう層は、とくに決まってないことがわかりました。

つまり、成績上位にも下位にも中間層にもどこにもありうる現象なのです。

模試でのカンニングは事例がありませんでしたが、塾の小テストや家での問題集と過去問での答え丸写しばかりです。

私は、娘のカンニングのことで塾の先生に面談を申し込もうと電話をしたらあっさり「様子を見ましょう」と断られました。
先生のカンニングに対するリアクションがなさすぎて、ずっこけました。

つまり、カンニングはあまりにもよくあるケースだということです。

特に過去問演習ではカンニングはあるあるで、答えを移したかどうかは生徒の提出した解答用紙を見れば「秒」でわかるとのことでした。
点数がまったくとれないのが過去問です。時間も足りないし空欄だらけになります。
赤本には問題のすぐ後ろに答えのページがありますし、「できごころ」なのでしょうね。

カンニング 叱るより効果がある方法

通っていた塾では、カンニングが発覚したときには本人には言わない体制をとっているそうです。 

その子を10分ほど残して、カンニングの話題ではなく、「最近どうだ」と聞いたりして「クラスが落ちて悔しい」などと気持ちを吐き出させるのだそうです。

びっくりしたのは、気持ちを吐き出させただけでもうカンニングをやらなくなるケースがほとんだそうです。

そして、それでも止まらない場合は親に電話するとのことでした。

「気持ちを聞いてあげるだけで、問題行動が止まることが多い」

これは子どもだけでなく大人にも共通して言えることで、自分の靄のかかっている「気持ち」を理解することが感情をコントロールすることにつながるのだそうです。
これは鬱の治療にも使われる方法です。

子どものカンニングをしたときの気持ちはどんなだったのでしょうか。
私は箇条書きにしてみました。

✔クラスが落ちて恥ずかしい
✔思うように進まなくてイライラする
✔疲れた。早く終わらせたい
✔お母さんを喜ばせたい

私の失敗は、そのような気持ちを娘から引き出してあげることさえできなかったことです。
「中学受験であんな正直ないい子が変わってしまった。受験は失敗だった。」
私はそんな風に絶望しました。
私は、感情的に怒り狂い、娘にただぶつけました。

娘はカンニングを断固否定。巧みな嘘に嘘をかさね、しらばっくれたのです。

娘の心は癒されることもなく、固く閉ざされてしまったのです。

カンニング 最悪なのは親が「気づけない」こと

我が家の場合は、算数の宿題の自己採点でカンニングに気づきました。

文章題だったのですが、娘は文章題の式を立てるときにかっこを使わずにこまかく何個も式を書く癖があります。
それなのに、大かっこまで使って大きな一つの式が書いてあり、大きなマルが付いてます。
「100%クロだ!」すぐ気が付きました。

もしなにもかも塾に丸投げしている場合は、そんなところにも気づけませんよね。また、

「わが子を疑うなんて!」 

「絶対あの子はそういうことをする子ではない」

と、チェックさえしない親御さんもいらっしゃいます。

でも、ここで親がチェックを行うのは、単に「不正を見破る」目的ではありません。
お子さんが精神的に追い詰められていないかを見つけてあげることが目的です。
見つけられれば、私のように怒り狂わず、お子さんの感情を聞き出して癒してやることができるのです。

もし、親が気が付かないでそのままにしてしまったら恐ろしいことだと思いませんか?

カンニング防止は解答の取り扱いが大事

こんな経験はありませんか。

百人一首の下の句を暗記するときなど、マイルールで
「見ないで言うぞ」
と決めた次の瞬間チラ見してしまう。
そうです。
そこに答えがあるから、見てしまったのです。

カンニングは、テストでは勇気はなくても家での丸付け程度だとついやってしまいます。

解答は手に届かない場所にありさえすれば、それは避けられます。

「いくら目の前に答えが置いてあっても見ないという正直さを教育するべきでは?」

という声が聞こえてきますが、今は人生一大事。
とりあえず今は中学受験一点に集中で、その教育はあとで仕切りなおすことにしましょう。

おすすめですが、解答は宝さがしゲームみたいに、家のどこかに隠さないほうがいいですよ。
解答のおすすめの隠し場所を検索したら冷凍庫とか金庫とか米びつなどと出てきましたが、お子さんが探しまわって時間が無駄になります。

こんどうは、母がバッグに入れて持ち歩くことをお勧めします。

塾から配布になった問題集は別冊解答をすぐに回収します。
赤本(過去問)は、問題のすぐ後ろに解答が来ていますので、カッターで切り取ります。
ワーママさんは、お子さんが問題集を解き終わった頃に必要な解答個所をスクショで送るという手があります。
手間がかかりますがとても大事です。
「ママ、僕を信用してないの」
と聞かれたら、
「こんどうさんというおばちゃんに叱られるから」
と答えておいてくださいね。

子どものウソは中学受験のせいではない

中学受験で子どもに精神的なプレッシャーがあり、不正をさせているのではないか。

こう悩んで、中学受験をさせることを後悔する親がいます。私がそうでした。

受験のプレッシャーや焦りで精神的に病む子たち

中学受験しなかったとしても、親の財布からお金を抜き取る・ウソをつく・低学年に意地悪なことを言うなど様々な問題があります。
ただ気が付いてない親が多いため、中学受験の子にばかりスポットが当たってしまいがちなだけです。

中学受験をさせる場合、親は子どもの近くにいる場合が多いからです。
実際は受験だろうが非受験だろうが、13歳前後の思春期入り口の子どもにこのような問題はつきものです。

【まとめ】中学受験 カンニングしたらかける言葉は

  • 中学受験でのカンニングはつきもの
  • カンニングしたらどんな気持ちでやったのかを理解する
  • 叱るよりももっと悪いのは親が「気づけない」こと
  • カンニング防止には解答の取り扱いが大事