中学受験はかわいそう 祖父母に反対されたら
「勉強ばかりでかわいそう」
義母や、ママ友に言われて傷つきませんか?
かわいいわが子のために心を鬼にしているのに、こんな声は雑音でしかありませんよね。
そんなときは、無視するのが一番ですが、夫や祖父母を黙らせるにはそれなりの説得できる理由が必要になります。
この記事では、夫と義父に娘の受験を最後まで反対されていた私が、説得力のある言葉を探して「勉強とは?」という原点から調べたことを紹介します。
また、お子さん自信が「なんで勉強しなくてはいけないの?」という疑問を持った時にも、役に立つと思います。
中学受験はかわいそう 祖父母に反対されたら
もくじ
- 勉強はかわいそうと言いたい心理
- 勉強はかわいそうでなくてうらやましいこと
- 勉強は人間の本能
- なぜ勉強しなくてはいけないの?
・・・になるために勉強する
・・・を得るために勉強する - 受験生にちょうど良いサプリ
勉強はかわいそうと言いたい心理
イチローは、小学生のとき一年のうち360日練習をしています。調子が悪いときや、悪天候の時もあったに決まっています。
サッカーのレギュラーになるために朝5時起きで練習させた、バイオリン発表会の前に一日中稽古した。
これらに対しては、すべての人に頑張ってることを応援してもらえます。
でも、塾に毎日行かせるとか、一日5時間勉強とかいうと、とたんに「かわいそう」という声が聞こえてきてうるさいです。
二月の勝者ドラマ でも、サッカーをやめるやめないのエピソードがありましたが、大人は子供はスポーツや音楽は好きで勉強は嫌いであるという大人の決めつけ、単なるレッテルです。
お子さんには、勉強とかスポーツ自体が目標ではなく、「一生懸命にがんばれる人」になってほしいのではないでしょうか。
勉強はかわいそうでなくてうらやましいこと
勉強している子が、遊んでいる子をうらやましいと思う時はもちろんあります。
でも実は、家でゲームやテレビ三昧の子たちが、塾に行ってる子を「かっこいい」とか「うらやましい」と思っていることは知っていましたか?
仲良しグループの中で唯一中学受験をしたウチの娘は、中2くらいになってから友達にやたら「あのときはうらやましかったし、今もうらやましい」と言われたと言います。
私もママ友に「頑張り終わって、うらやましい」と言われます。
あのとき自分に聞かせてあげたい!
勉強は人間の本能
勉強は人間の「知りたい」という欲求。つまり本能です。
この本能は、無知の人には目覚めていないものです。
ある程度勉強をした人にしか「もっと知りたい」という勉強の欲求が沸き上がってこないのです。
その「境地」まで導くのが親の役目です。
残念ながら義務教育だけでは、その境地に達するのは十分ではないと思っています。
自ら興味を持って探求する子は、それで良いですが。
なぜ勉強しなくてはいけないの?と聞かれたら
お子さんに、「なぜ勉強しなくてはいけないの?」と聞かれるときが絶対来ます。
即答できるように答えを用意しておきましょう。
2種類の答えがあります
✔~になるため
✔~を得るため
~になるために勉強する
なぜ勉強するかについては福沢諭吉の「学問のすゝめ」に答えが書いてあります。
「無学なる者は貧人となり・・・」とあります。富める人になるために勉強が必要です。
また「だまされない人になるため」だとも書いてあります。
情報社会で何が正しいのかを取捨選択する力を養いたい。
「二月の勝者」には、勉強はすればするほど「目が良くなる」とあります。
全体を見渡す目。変化や流れに気が付く目。勉強することによってその目が研ぎ澄まされてきます。
~を得るために勉強する
勉強することによって、将来自分が進む道を「選べる」。
つまり、選択肢が増えます。しかもその選択肢は掛け算式で増えます。
また、生きる力GRITは、IQや偏差値よりも、強く生きていくために必要なものとされており、まさにそれを得るためです。