ボス恋 オーマイボス恋は別冊で 1話から最終回までの感想とネタバレ

オーマイボス!恋は別冊で

「恋は続くよどこまでも」で大ブレイクした上白石萌音さんが、再び恋愛ドラマでブレイク。

安定と平凡を好む鈴木奈未は田舎から上京し、大手出版社でファッション雑誌編集部に配属されます。
彼女の仕事は、鬼編集部長である宝来麗子の「雑用係」。

平凡以下の奈未は仕事で、恋愛で、失敗しながら成長をしていきます。

このドラマの、大きなもうひとつの見どころは、編集長役の菜々緒さんが着こなす、ハイブランド・ファッションです。メンズファッションのほうも、「死ぬときは洋服に囲まれて死にたい」
という名言(?)で有名な大の洋服好きの玉森裕太さん(キスマイ)も注目!

こちらについては別の記事にしました。
ボス恋 玉森裕太・菜々緒のファッション小物とショップはこれ!

オー!マイ・ボス!恋は別冊で ネタバレと感想【まとめ】

もくじ

  1. ボス恋 キャスト
  2. ボス恋 主題歌キスマイ
  3. ボス恋 1話のネタバレと感想
  4. ボス恋 2話のネタバレと感想
  5. ボス恋 3話のネタバレと感想
  6. ボス恋 4話のネタバレと感想
  7. ボス恋 5話のネタバレと感想
  8. ボス恋 6話のネタバレと感想
  9. ボス恋 7話のネタバレと感想
  10. ボス恋 8話のネタバレと感想
  11. ボス恋 9話のネタバレと感想
  12. ボス恋 最終回のネタバレと感想
  13. ボス恋 見逃し配信
  14. 宝来麗子の名言集

ボス恋 キャスト

鈴木奈未(上白石萌音)・・・編集長宝来の雑用係、平凡と安定を好む
宝来麗子(菜々緒)・・・編集部の鬼ボス・バリキャリ
潤之介(玉森裕太)・・・カメラマン、おぼっちゃま
中沢涼太(間宮祥太朗)・・・編集者
鈴木真未(宮崎美子)・・・奈未の母 
鈴木義郎(橋爪淳)・・・奈未の父 本屋を営む。小説家が夢
宇賀神慎一 (ユースケ・サンタマリア) ・・・副社長
半田進(なだぎ武)・・・副編集長
宝来勝之介(宇梶剛士)・・・麗子と潤之助の父
和泉遥(久保田紗友)・・・デキる同僚

鈴木家

ボス恋主題歌 キスマイ

Luv Bias」(ラブ バイアス)by Kis-My-Ft2 キスマイ
2月24日発売。

担降りしたら

ボス恋1話 ネタバレ

鈴木奈未は田舎町出身。好きな言葉は「安定・平凡」。

奈未の小学生時代「将来の夢」の作文を発表するシーン。
「将来は、安定していればほかは何もいりません」

幼馴染でひそかに片思いしている健也はすでに上京し東京で暮らしています。奈未も彼を追いかけ東京で就活をすることに。

奈未は、大手出版社・音羽堂出版の「備品管理部」の面接を受けることになりました。
3時の面接まで、外のベンチで待とうと腰掛けようとしたところそばにいた潤之助に止められます。
なんとそのベンチはペンキ塗りたて!
スーツのスカートにペンキの跡が!

奈未は潤之助に、高級ブランド店に連れていかれて素敵なスーツを選んでもらいます。
お会計、1桁勘違いするほどのお値段。ゼロがひとつ多かった。
そう、そこはアルマーニ!

なんとか面接を乗り切り、採用されます。

ただ、配属されたのは備品管理部ではなく新設された「ファッション雑誌編集部」でした。

奈未は状況をつかめないままに初出社します。

会社で迷子になった奈未は、通りかかった宇賀神慎一に「ファッション雑誌編集部」の場所をききます。 
宇賀神は副社長。奈未はそれを知りません。

無事に編集部に到着
奈未「今日から配属になりました鈴木と申します!!」
編集部ではあわただしく仕事が展開されており、誰も聞いていません。

半田進「これから急いで青山のレストランに行ってくれ」
上司から奈未に命じられた奈未は、青山のレストランに。

そこに、美しすぎる女性がフランス人とフランス語で食事をとっています。
彼女は奈未に自分の荷物をすべて持たせ、その場を去ります。
奈未はその女性は、モデルだと思い込みます。

やっとの思いで編集部に戻った奈未は、編集部のメンバーにさきほど会った「わがままモデルの女」の悪口を言いかけます。
皆の目線をたどると、そこにはあの「わがままモデルの女」がいました。

その女性の実体は、フランスから来た宝来麗子で、新たに創刊になるファッションモード誌「MIYAVI」の編集長つまり、自分が配属の部署の上司でした。

「宝来麗子が笑うときはお金が動くとき」通称「悪魔のほほ笑み」
2か月後、MIYAVIを30万部実現させるという麗子からの発表に、皆は騒然となります。

奈未は宝来麗子の「お世話係」という仕事を言い渡されます。 
仕事内容は、朝は麗子のいつものソイラテの準備から始まり、荷物持ち、車の手配、飛行機の予約などなど。

聞いたことのないブランド名やファッション用語に、奈未はあたふたしまくりです。
先輩である中沢涼太は、自分が新人時代に使ったファッション用語辞典を奈未に譲ります。
彼は、ここでは皆「野心」をもって仕事をしていると話します。

朝早くから夜遅くまで息をつく間もない毎日に、奈未は、理想である安定とかけ離れた生活を送ります。
同僚「自分の夢をつかむために私は宝来麗子に喰らいついて行く」

安定志向の奈未は、夢や野心を持つ同僚たちを見てカルチャーショックを受けます。

そんな中、奈未は片思いで幼馴染の「ケンちゃん」に失恋をします。彼には婚約者がいたのです。

麗子から車を手配するようにと電話があります。
また彼女の私用で呼び出されたと思い、奈未はもう我慢なりません。

奈未「これではまるで召使。人並な仕事がしたいです」
麗子「人並?平均の仕事すらできないあなたには、人並なんておこがましいんじゃない?」
奈未「辞めます」

失恋と仕事のことで、すっかり落ち込んでいるところに潤之助が現れ、海にツーリングに誘われます。海を見ながらの二人の会話です。

奈未「皆みたいに夢ややりたいことも無くて取り残された気持ち」
潤之助「夢なんてなくてもいいんじゃない? 夢にとらわれて笑えなくなったら意味がなくない?」

そのとき同僚から電話があり、麗子がデザインしたMIYAVIの創刊号の表紙の撮影に使うバラの花を用意するのに、間に合わないというピンチに陥っていることを知ります。

奈未はバラ園でのロケ撮影を提案しますが、翌朝、今度はバラ園の持ち主が許可してくれないという困難が待ち受けていました。

バラ園で、土下座する宝来麗子。
麗子「バラを愛したマリーアントワネットはまるであなた」

バラ園の撮影許可が下り、無事表紙の撮影がスタートします。
宝来麗子は、花がモチーフで有名なデザイナーの作品を使った表紙を創刊号に使うことを決めていたのです。

これを使えば5千万円の、広告料が入ってくるということだったのです。

麗子「5千万円なら、私の土下座も安いものよ」
悪魔のほほ笑みです。

奈未はバラ騒動でもお世話になった潤之助にお礼を言うと、今度は彼もお願いを聞いてほしいと。

母にしつこくお見合いの話を持ってこられる潤之助は、お見合いをことわる口実に「付き合っている人がいる」と母に伝えてしまったのです。
潤之助「俺の彼女になって」

見せかけの彼女となることを約束した奈未でした。

ボス恋1話の感想

 幼少時代の奈未。萌音ちゃんに瓜二つな子役さん!
 宮崎美子さんも萌音ちゃんと似ているとよく言われるそうですよ。

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麗子のオーラがすごすぎてほかの皆の存在が薄れてしまうけど、実は編集部のみんなもファッションがすごい!
課長も、いつも違う花柄のシャツ着てて強烈。でも実は高級ブランドなんですよね?

麗子の土下座。
しかも白いパンツと白いコートで。 バレンチノの白バッグも地面にほっぽっちゃって!!

副社長の宇賀神が現れるときだけ、麗子の表情が緩むけど、 麗子は宇賀神に特別な感情があるのかな?気になる!

ボス恋2話のネタバレ 奈未の大失態

潤之介「俺の彼女として姉ちゃんに会って」

奈未は潤之介の家に行き、付き合い始めた時期などを打ち合わせをします。
そして姉が到着。

潤之介の姉とは、宝来麗子だったのです!

麗子「弟のどんなところが好きなの?いつ知り合ったの?」
麗子からの質問に、奈未は用意してあった答えが一切言えなくなり、タジタジです。

潤之介は奈未の幼馴染「ケンちゃん」の話を出してしまい、奈未はそれを一生懸命にごまかします。

速攻で出たウソは「けん玉チャンピオン」、略して「ケンチャン」。

翌日職場では、MIYAVIの創刊号の特集のミーティングが開かれます。

世界的に名高い漫画家荒染右京とのコラボ企画を、という案が出ます。
その企画を依頼に行く役に、麗子は奈未を指定したのです。
なぜなら、その漫画家はけん玉を特技としていたのでした。

奈未は話のつじつまを合わせるために、けん玉の猛特訓を必死に始めます。
潤之介の家でやっていたのですが、いつの間にか眠ってしまい朝になってしまいます。
奈未は、慌てて出社しますが前日と同じ服装のため、麗子に「外泊?」と指摘され、焦ります。

この日、荒染右京を課長と一緒に訪問することになりました。
けん玉はまだ習得していません。

なかなか雑誌の特集の話に乗ってこない荒染右京に、課長は奈未のけん玉の腕前について話を振ります。

奈未がけん玉を披露しなくてはならない流れとなりました。

もちろん結果は、ボロボロ。
そしてもちろん交渉もなかったことに。

奈未は、麗子に言われてしまいます。
麗子「人並の責任を取ったら?」

奈未は家に帰り、YouTube動画を見ながら懸命にけん玉の自主特訓。同時に荒染右京の漫画を一通り読みます。

そして翌日、荒染を再訪問します。
自分が仕事に対して初心者であること、ウソをついたことを荒染に詫び、けん玉をあらためて披露するのでした。 

荒染は、けん玉の猛練習でついた奈未の腕のあざに気が付きます。
奈未は荒染の作品ののハイライトの部分のセリフを出し、どれほどその言葉に共感し感動したかを伝えます。

「ウソはウソにしかならない。」
それが奈未が得た教訓でした。

だから、恋人の「ふり」も、これ以上できないと感じた奈未。
潤之介にももうやめにしようと提案します。
借りていたブレスレットを返そうとした奈未に、潤之介は言いました。
潤之介「記念に取っておいて。」


潤之介と別れた奈未は最悪の気分で、麗子のところにそれを報告しに行きます。
麗子からも報告がありました。

それは奈未が思ってもみないことでした。
荒染右京がイラストを受けてくれたと言うのです。

麗子「そのご褒美に、パーティーに連れて行ってあげる。」

カルチエのマーケティング部長のシオン氏の参加するパーティーに、副社長と麗子と一緒に奈未が参加します。

パーティーでは麗子が、MIYAVIの創刊号についての意気込みをすべて英語でスピーチします。

★ 菜々緒の英語セリフ公開

麗子「本日は、けん玉のチャンピオンが来ています」

そう発表し、麗子は奈未に会場でけん玉を披露することを命じます。

緊張を抑えながら奈未は、技をひとつ、ふたつ、とクリアしますが、3つ目の技を失敗した瞬間に糸が切れたかのように、何もできなくなりました。

大勢の前で恥をかいた奈未は、会場を飛び出します。

麗子のスピーチは続きます。

麗子「彼女は私のアシスタントで、新人です。我々もファッション誌業界では、新人であります。でも彼女が、有名な漫画家荒染先生のイラストをいただけるという契約をとることができたのです。」

そうです。
奈未を使った結果、カルチエの広告費5千万円価値がMIYAVIに得られたのです。

奈未は、この自分の実績を最後の最後まで聞かされませんでした。

「人並み以上も悪くないでしょう?」
副社長が奈未に微笑みかけます。

ボス恋2話の感想 麗子の英語スピーチ

恋人(ふりだけど)の姉が自分のボスだった?!
こんな偶然会っていいの?  まるでドラマじゃん!あ、ドラマか。

麗子が奈未に、皆の前でけん玉を披露させたのは、いじめ?パワハラ?と思いました。麗子は奈未にうまくいかないけん玉を披露させることも、計算されたパフォーマンスだったのですね。

それにしても、宝来麗子の英語のスピーチの流暢さにうなりました。

漫画『ヨビガミ』が出てきましたが、架空のものではなく本当にあります。

菜々緒の英語力 ボス恋ドラマでの英語セリフ公開

ボス恋3話のネタバレ 編集長への敵意とキスの意味

印刷開始の1週間前。
編集部は最終の仕事に大わらわ。

そんな中、インタビュー記事を差し替えるように命じる編集長宝来麗子。
柔道家の瀬尾美月のインタビューの記事は、すっかり仕上がっているのにです。

瀬尾の記事が使えないという理由は、瀬尾は左肩を痛めていて復帰は無理だからと麗子は言います。
瀬尾の記事は、長年追っていた中澤の思い入れのあるものだったのです。

中沢「編集長がやめるか、俺らがやめるかのどっちかにしてください」
麗子「おもしろい2択ね」

麗子はひるみません。

翌日、中沢ほかスタッフは怒って出社しませんでした。

出社したのは、奈未、半田、そして遥の3人。

編集者のおじさんを新しく雇うのですが、目前に迫る刊行にとうてい間に合いそうもありません。

柔道家の瀬尾美月は、カムバックをアピールしたい一心でインタビューを受けていたのでした。
そのことに、編集長麗子は気が付いていたのです。

麗子は自ら瀬尾を訪問します。

麗子「お父さまへのあなたの思いは理解できます。 でも、ここで無理をしたら選手生命を終わらせるリスクがあります。その手助けを我々がするわけにはいきません。私たちの仕事は、誰かの人生を変えてしまうかもしれません。でも誰かに新しい夢を見つけてもらえるきっかけになるかもしれないのです」

瀬尾は麗子の話を聞いて、世界7連覇している父に答えるために自分も7連覇するべきだという考えに支配されていました。
でも、自分の柔道をこれからも続けていくことがより大切なことだと気が付きます。
奈未は中沢を無理に誘い瀬尾の道場へ訪問したときに、その話を聞いたのでした。

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中沢「編集長に一本取られたな」

中澤は仕事を休んでいた皆に連絡し、無事編集部に全員が戻ります。
チームプレイで、新しく差し替えのインタビューと記事作成を終わらせ、なんとか印刷許可を得ることができたのでした。

「お疲れ様」の言葉が麗子の口から出たことに、編集部一同驚くのでした。

麗子は、副社長に食事に誘われます。

焼き鳥やのカウンター席では、麗子は普段のクールな堂々とした麗子からは想像できないほど、緊張でしどろもどろになります。

いっぽう、潤之介は自分の写真の作品で個展を開きます。
麗子は個展に訪れ、姉弟の会話は父の会社である宝来グループをどちらが継ぐかの話になります。
父は間違いなく、小さいころから優秀だった麗子に期待しているようです。

奈未は仕事の後、潤之介の個展会場へと駆け付けます。
そこにあった写真は、奈未と潤之介がはじめてあったあのペンキ塗りたてのベンチでした。
奈未が個展会場を出て間もなく潤之介が到着。そして、慌てて奈未を追いかけます。
やっと会えた二人。
空には雪が舞っています。

潤之介の奈未に対する気持ちがあふれ出るのでした。
思わずキス。

ボス恋3話の感想

麗子の突然の変更は、決して身勝手だとか気分とかではなかったんですね。

ファッション雑誌とは、人に夢を与えるものだという信念を曲げずに、まっすぐに真摯に向き合っているところに感動しました。

そんなバリキャリの麗子が、宇賀神との食事の席ではしどろもどろになってしまうのです。焼き鳥やさんでは、
麗子「好きです・・・鳥皮が。」
まるで十代の少女に戻ったような表情で、かわいかった。
麗子は副社長へ特別な想いがあるんですよね、たぶん。気になる!!

遥は中沢が好きです。
なのに自分は「何が何でもこの世界に食いついて行く」という信念を曲げずに、恋の心なんかに踊らされず出社しましたね。さすがです。

麗子と潤之介の幼少時代が出てきますが、二人とも今の立ち位置が同じですね。麗子「優秀」で、潤之介「自由奔放」。

潤之介が奈未に、雪が舞う中でのキスシーンで終わりとなりました。
これでめでたく正式なお付き合いが開始されるのでしょうか。

ボス恋4話のネタバレ 麗子の新人時代 

ついにMIYAVI創刊号が本屋に並びます。

MIYAVIを何冊も買ってきて、ページをめくってはにやける奈未。
自分の名前も小さく載っています。

田舎の家族もお祝いしてくれて、初めて自分が東京のファッション誌の編集部にいる自覚が芽生え、これからファッションセンスも磨いていかなくては、と思います。

業界の人ばかりが集う新作コレクションを紹介するパーティーに、奈未も同僚に連れて行ってもらいます。

そこで幼馴染ケンちゃんにばったり。

ケンちゃんはきれいになった奈未に魅力を感じ、婚約者がいるというのに無理に誘おうとします。
そのとき潤之介が現れ、救出するのです。

潤之介「俺、カレシなんで」

恋愛感情ないと言ったのに、あのおでこにキスはどういう意味だったのかと戸惑う中、今度はこの潤之介のセリフ。
さらに、奈未は潤之介がわからなくなり、バリヤーを張ることにします。

奈未「もう私の半径1m以内に近づかないでください」


MIYAVIの次号はジンコ・ウエクサというトップデザイナーの特集と決まり、編集部は動き出します。

ジンコのオフィスに訪問した奈未は、ジンコに東京案内を頼まれます。

ジンコ「今回の企画を手伝ってみない?」
奈未は喜んで引き受けます。

帯に似合いそうな小道具を選ぶことが奈未の仕事です。
撮影の当日、一本の帯が入手できなかったことにジンコは怒り、一番のアシスタントをクビにしようとしたところ、麗子が現れます。
ジンコのもとで働いていた頃の、麗子の話です。

麗子「クリエイティブで大胆な演出をなさるジンコさん。地味な帯もジンコさんの手にかかると、きらびやかなアートとなったことを今でも鮮明に覚えています。」

その言葉で、ジンコは誰の意見も聞けないようなおごっていた自分を反省したのでした。

ジンコは宇賀神の元妻です。
奈未は、宇賀神とのディナーをアレンジするように頼まれ、宇賀神のスケジュールを聞き出しています。

それを麗子は廊下でひそかに耳をそばだてています。

ジンコは別れ際、実はこの食事は自分の再婚を元夫に知らせるための時間だったということを麗子に打ち明けます。

ジンコ「あの人のことよろしくね。雑誌作りは一流でも、恋愛はまだまだね。」
ジンコには、麗子の気持ちはばれていました。

15年前ジンコの元でアシスタントをしていた時に、麗子は宇賀神との出会いを思い出します。
麗子はあの時、ドレスの襟にタグが付いたままでした。

宇賀神「タグ、ついてます。がんばってくださいね。」


中沢、奈未、遥、潤之介4人でバーベキューにでかけます。

奈未は、半径1mのことを忠実に守っている潤之介に思わず笑ってしまいます。

夜、ここで星を見ようと潤之介は奈未をさそいますが、奈未は仕事の電話がかかり、東京に戻らないとならなくなります。

来週の火曜日の夜と約束しますが、その火曜日は土砂降りの雨になりました。
携帯もつながりません。

奈未は、潤之はずっと思い続けている好きな人がいるということを知らされます。

奈未が、4時間遅れて待ち合わせの場所へ行ってみると、どしゃぶりの中、びしょ濡れの潤之介がいました。

潤之介「来てくれたんだね」
微笑む潤之介に、奈未は思わずキス。

ボス恋4話の感想

遥は、中沢に想いを寄せています。

でも中沢は奈未へ熱い視線を向けています。三角関係。

奈未はチーズテリーヌを差し入れに買うように言われましたが、芋ようかんを代わりに用意したのです。

勇気そうとうあるか、天然すぎなのか、、、。

まあどちらもおいしそうですが。

奈未は、「平凡」「安定」をモットーにしていましたが、積極的にチャレンジの仕事に目をキラキラさせながら「やらせてください!!」なんて言っていました。
成長しましたね。

副社長宇賀神と麗子の会話で「合併を回避」とかいう話題がありました。
それ以上は触れていませんが、気になりますね。

廊下で宇賀神と奈未の会話を聞いていた麗子はうろたえてしまい、ドアにおでこをぶつけてしまいます。
宇賀神副社長のことになると、麗子はいつもかわいくなるんですよね。

ボス恋5話のネタバレ 好きって付き合うこと?麗子と副社長の進展?

ずぶぬれの潤之介を自分のアパートで着替えさせているときに、告白されます。
潤之介「奈未ちゃん、好きだよ」
抱き寄せられたあと、彼はそのまま眠りに落ちました。

翌朝、奈未は眠っている潤之介のために朝食を作って仕事に行きます。
奈未は、潤之介は確かに好きだと言ったけど「付き合っている」ということになるのか、はっきりしません。

カニのおすそ分けをもらいに、奈未は潤之介のマンションに行きます。
ごちそうになっているときに、姉である宝来麗子の突然訪問で、奈未は見つかってしまいます。
奈未「カニが欲しくて潤之介さんに近づきました。カニだけが目的で」
と苦しい言い訳をします。潤之介はそれを信じてしまいます。

麗子「両立できると思ってるの?片手間で仕事をしないで」
叱られます。

麗子に仕事で認めてもらわないと、弟との交際も認めてもらえないと思った奈未は、猛烈に仕事に燃えますが、空回りをします。

社報を自ら担当し、「宝来麗子のすべて」を記事にしてしまいます。麗子からはもちろんダメ出し。

大事な、撮影用の衣装を間違ってライバル誌ZEALの衣装係にに渡してしまいます。 MIYAVIが次号で取り上げるヴァイオリニストのインタビューのための特別な衣装なのです。
間違って届けられた黄色いドレスは山村紅葉が一目ぼれしてきてしまっています。ZEALの撮影は、まさに始まろうとしています。

奈未は平謝りに謝り、脱いでもらえるように頼みましたが、山村には受け入れてもらえません。
そこへ麗子が現れます。山村は麗子の古くからの知り合いなのです。
麗子「特別に泊東吾が紅葉の柄をあしらってくれたのでお持ちしました」
山村「この黄色いドレスを脱げと言ったのはこのためなのね!」
黄色のドレスは無事戻りました。

副社長宇賀神が麗子のオフィスによります。

奈未に水族館のチケットを2枚あげるつもりだったのですが、なりゆきで麗子をデートに誘うことになってしまいます。
宇賀神「私みたいなおじさんとあなたじゃ、ありえないでしょう?」
麗子「わ私、副社長はありえなくない存在です」

MIYAVIの次号の特集は、ヴァイオリニストの理緒です。

「好きと言われたけど、付き合っているのかがはっきりしない」と悩んでいた奈未は、蓮見理緒に事情を打ち明け、恋の手ほどきを受けたりして親しくなっていました。


理緒と奈未が二人で話しているところに、潤之介が現れます。奈未に「付き合おう」とちゃんと告白しに来たのです。
奈未が、理緒を潤之介に紹介しようとしたところ、二人は名前を呼び合って驚いた表情をしています。

奈未は、思い出しました。尾芦に聞いていた「潤之介には、ずっと好きな子がいる。それは幼馴染」。
その相手こそが理緒だったのです。

ボス恋5話の感想

遅くまで残って仕事をする奈未、つかれて机で寝落ちしたところに、お決まりの上着。中沢さん!
でも現実、こんな気の利く男性って職場にいる?
中沢は奈未にひかれているけど、不器用で口から出るのは厳しい言葉ばかり。

蓮見理緒役の倉科カナさんは、ショートヘアがかわいらしくて現れた途端に場が華やかになりますね。

あの黄色のドレスですが、はじめに間違いで紅葉さんが着ている場面がありますが、理緒が着ると、同じドレスとは思えない雰囲気でした。
紅葉さんが気に入って離さなかった黄色のドレスを、「北風と太陽」の方法で見事脱がせた麗子の仕事には、脱帽でした。

副社長が現れると鬼上司もかわいくなってしまいます。仕事ができても恋愛は別物なのですね。デートも誘われたわけではないのに勘違いしてしまって、笑えました。

副編集長の、奈未へのアドバイス。名言です。
✅「どれを持って、どれを持たないかを決める」
✅「持ち方を工夫する。」

ボス恋6話のネタバレ いきなりの同居と告白 最強のライバル

理緒と潤之介がお互いが誰だかを確認しているとき、奈未はこの場にいられなくなり、急いで去ります。

奈未は編集長宝来麗子と一緒に業界のパーティーに出席します。
ゲストとして出席していた理緒に気づき、奈未は昨日理緒と潤之介がどうなったのか結果を知ることがこわくて隠れてしまいます。

その帰りに、編集長の父にばったり会い、この人こそが潤之介の父なのだと緊張します。
昨日奈未が去った理由を教えてくれるまで、潤之介はここから動かないと言って奈未のアパートに居座ります。
そのうち、潤之介は自分の生活用品を次々と持ち込んできます。
嬉しいような困ったような複雑な奈未です。

MIYAVI2号も無事刊行が決まり、編集部には歓声が沸きます。
奈未は、先輩の和美に今度の企画を手伝ってと声をかけられます。

その企画に潤之介がカメラマンとして現れたのです。
潤之介は、皆に宣言します。
潤之介「俺たち付き合ってるんです、奈未は俺の彼女なんです」
理緒の口からも、今は潤之介とは何もないと聞いたし、奈未はこの良い展開に喜びます。

音羽堂出版では、廃刊が決まった企画があり厳しい状況になりました。このままでは吸収合併が避けられないかもしれない危機です。

父「もったいない」
麗子はこの言葉を父親に10年前に言われました。
立派なレールが敷かれているのに利用しないことについてです。
そして、オファーを断った麗子に新谷からも言われバーテンダーにもこの言葉を言われます。

「もったいない」
そんな中、麗子は過労で倒れてしまいます。
偶然見かけた副社長が麗子の病院に付き添い、2,3日ゆっくりするようにすすめます。
麗子が倒れたことは、奈未には聞かされませんでした。


麗子の父が信頼する部下新谷という男が、MIYAVIに広告を出してくれるという話を持ってきます。
でも、そのオファーはMIYAVIの求めていたものではなく枠にはめられたもの。

それでも麗子は音羽堂出版の経営が危うい中、MIYAVIの存続を守るためにそのオファーを受けようとします。
でも、奈未の必死な訴えでとどまるのでした。
麗子「ありがとう。あなたのおかげで大事なことを気づかせてもらったわ」

奈未は、自分が麗子の力になれたことがうれしくて潤之介に報告するため家路を急いでいます。

そのころ、偶然病院で理緒にばったり会い、脳の病気があることがわかった潤之介。
理緒は笑い飛ばそうとしますが、とうとう不安があふれ出て泣き出してしまうのでした。

潤之介は理緒を慰めるためにハグをするのでした。
そのシーンを奈未は目撃。

奈未はショックで家に帰らず、職場に行きます。
そこにいた遥にすべてを打ち明け号泣。
中沢はかげで話を聞いていました。中沢は奈未に告白します。

中沢「俺、鈴木が好きだ。俺ならお前を泣かしたりしない。」

ボス恋6話の感想

「恋の五角関係」と予告されていました。こういうこと?
尾芦→遥→中沢→奈未→潤之介→理緒

副社長宇賀神と麗子は、水族館デートに行くシーンが良かったです。
二人ベンチでクレープを食べるのですが、麗子のような人は多分クレープを初めて食べるんでしょうね。
「それ、食べられないんですよ」とデコレーションの旗をかじった麗子に宇賀神が言います。
麗子のまじめな表情が笑えました。
菜々緒さんがこのシーンのアドリブを考えたそうですよ!

中沢の仕事に付き添う奈未が、中澤に仕事の相談をしたシーン。名言です!
✅「いろんな働き方があって、いろんなスタイルがある。どれがいいとかは、ない。」

ボス恋7話ネタバレ 中沢と奈未 長野の夜

音羽堂出版には、吸収合併の話が出ています。
副社長宇賀神に麗子は詫びます。

第6話で、専属広告の話が出たのにMIYAVIの方向性とかけ離れていたため断ってしまいました。
その専属広告の収入は、会社の存続を救ったかもしれなかったのです。

宇賀神「麗子さんの思い通りの仕事をしてください。」
宇賀神は麗子の味方のようです。


熊本の田舎から、家族が遊びに来ます。

奈未の部屋に歯ブラシが2本!
男性モノのパンツまで!

ひょっとして、幼馴染のけんちゃんと奈未は上手くいってる?両親はそう勝手に思い込んでしまうのでした。
ところが、両親はけんちゃんの浮気現場を目撃します。
奈未にそれを打ち明けたとき、奈未は奈未で、潤之介の話をしているのかと勘違いしすっかり落ち込みます。
潤之介からの幾度も来るラインも返しません。

仕事では奈未は大活躍。
奈未が言った冗談が、麗子に大きなヒントを与えることになるのです。
奈未「一枚一万円のティッシュ!なあんちゃって」
麗子「あなた、おもしろいこと言うわね」

長野県の田舎のある小さな化粧水の会社に、麗子とアポで同行することになりました。
まちあわせに、麗子は手土産を入手するのに時間がかかってしまっていて何時間も遅れることに。

麗子「あなたにやってもらいたいこと。社長を私が来るまでつないでおいて。」
熊本の民話などで、奈未なりに社長を楽しませて時間をつぶすのでした。

ついにアポ側の社長はしびれを切らし、そのときにやっと麗子が到着します。
麗子は、ブランドのコーチのコラボ企画を交渉するための遅れたのでありました。
その企画書こそが「手土産」だったのです。

麗子の足は血だらけでした。ヒールで長野の町工場まで歩いて行ったからです。
副社長は麗子の足を手当しながら言いました。
宇賀神「あなたは素敵な女性です」

その翌日の朝、長野の化粧水会社の社長から麗子に電話。
社長「昨日の話、お受けしようと思います」

いっぽう、潤之介は奈未の一家を東京案内します。奈未の父も母も妹も、優しくてイケメンな潤之介に惚れてしまうのでした。

遥は、中沢が奈未に告白しているのを見てしまっていました。
遥は中沢が好きなのです。
挙動不審な奈未に向かって、遥は言います。

遥「誰が好きなのか誰とずっといたいのか、自分の気持ちをはっきりさせなよ」
キャンプ場を出る時に、奈未は潤之介からもらったブレスレットを落としたことに気が付きます。
中沢はその場に残り、無言で奈未につきあい一緒にブレスレットを探してくれます。

暗くなってきました。
東京への最終列車に間に合わなくなり、二人は長野で一晩泊まるしかありません。

中沢は一部屋しかなかった旅館の部屋を奈未に譲り、自分は河原にもどって朝までかかってブレスレットを探すのでした。

潤之介は、奈未が中沢と長野に泊まることを和美から知らされ、バイクを飛ばします。
バイクで転んでしまいますが、なんとか明け方に長野に到着。

潤之介は、旅館の前にいた奈未を偶然見つけます。


お母さんから奈未に電話
夫に自分の正直な気持ちを伝えた「一言」のおかげで今の幸せにつながったのだということを打ち明けます。

たしかに気持ちを伝えていたのは、潤之介ばかり。
自分の気持ちを伝えていなかったから、自分が勝手に振り回されていたのでした。

奈未「私のことだけを見ていてほしい」
潤之介に、やっと素直に自分の気持ちが言えたのでした。

ボス恋7話 感想

理緒はバイオリニスト生命が危ぶまれる病気の疑いがあり検査を受けました。
その結果を一人で聞きにいくことが怖くて潤之介に一緒に聞きに行ってと頼みます。
快く「いいよ」と言ってくれた潤之介に、

理緒「やっぱいいや。誰にでも優しいって、誰にも優しくないんだよ。潤ちゃんのことまだ好き。でも一度区切りつけたから、優しくされるとつらい。」
潤之介は初めて「皆に優しくすることが、人を傷つけることがある」ということに気が付くのです。

これは本当に難しい問題だと思いました。男女の間ではここのところを気を付けないといけないと思いました。時には、突き放すことが親切ということもあるかもしれないと思いました。

二人がハグし合っている横に、中沢は朝方やっと見つけたブレスレットを手渡さず置き、そっと去ります。

部屋を奈未に譲り、自分は一晩中河原でブレスレットを探すのですが、そのことも何も言わない。見つかったときも、奈未のポイントを稼ごうともしなかった中沢は、本当にかっこいい男ではないでしょうか!!
奈未ちゃん!ほんとうに潤之介さんでいいの? と一瞬思ってしまいます。

和泉遥役の久保田紗友の演技に、大注目です!セリフの無い場面では「表情」のみで気持ちを100%伝えていますが、これが実に名演技。さすが、実写ホリミヤでの主役に抜擢された女優さんですね。

中沢は潤之介に、自分が奈未に告白したことを話したときの二人のやり取りです。
中沢「俺は負けないから」
潤之介「恋って勝ち負けなのかな」

勝負と思わないしライバルとも思ってない、自信というか天然な気質が潤之介のキャラであり魅力なのかなと、やっと潤之介の良さがわかりました。

ボス恋8話ネタバレ 会社とMIYAVIの危機

一緒に朝を迎えた二人。朝食にオムライスを作る潤之介。

金沢の実家では、母に、自分の決意を言います。
潤之助「俺、カメラマンやめて会社を継ぐよ」

中沢を見つけた潤之介が言います。
潤之介「俺、ドS先輩に、恋は勝負じゃないって言ったけど、やっぱ勝負ですね。」
中沢「俺も負けない」

「編集長宝来麗子がパワハラ」という記事がとあるゴシップ雑誌に載ってしまいます。

内部の誰かがネタを売ったようです。
これでは、MIYAVIの名前が汚れてしまいます。

3号で特集をする予定だったCOACHと磯部社のコラボ企画は、あの噂の記事だけでなく、音羽堂出版の経営の危うさのこともあり、磯部社長が考え直したいといいだしました。

奈未は社長に土下座をして頼み込みますが、断られてしまいます。


そこに麗子が到着。
奈未は麗子と、バチバチの喧嘩になります。
麗子「そんな無能な人間なら、辞めたら」
奈未「無能な人間をよく使ってましたね、私はやめませんからね!だいたい編集長の超最低な性格のせいで、、、」

磯部社長はその二人のやり取りを見て、奈未におじけづいたところが全くないことを認識したのです。パワハラはないと判断し、「わかりました」と言ってくれます。

実は、これは奈未の、計算されたパフォーマンスだったのです。麗子もそのことをわかっていて奈未に乗ったのでした。

とうとう音羽堂出版は、吸収合併となる最終決定が下されました。
今月最高の売り上げをだした、MIYAVIです。
フワちゃんや、アンミカさんが磯部とCOACHのコラボ商品の記事を、YouTubeに取り上げてバズったのです。

多くの有力スポンサーから申し込みが殺到し、MIYAVIだけは廃刊を免れたのです。

ただ、MIYAVIを残すには、パワハラでマスコミの取り上げられてしまった宝来麗子には編集長をおりてもらうのが条件と言います。

麗子「MIYAVIの道筋はつくった。私は去る。あなたに託す」
麗子は、ZEALの編集長麻美に潔くそう言います。

MIYAVIは存続。編集部も存続することに決まります。副社長の宇賀神が行くと、麗子のオフィスは空でした。
宇賀神は麗子とMIYAVIを必死に守ろうとしてきたのでありました。

潤之介は奈未の部屋に「カレシができたらやりたい10のこと」リストを見つけ、それをすべて叶えようとします。
けなげな潤之介。

自転車二人乗り
マフラーを二人でまく
花をプレゼントされる
プリクラを撮る
第二ボタンをもらう
家族に紹介される
さっき会ったのにもう電話
電話で寝落ち
手をつないでスケート

デートの夜、潤之介は、奈未に申し込みます。
「俺のお嫁さんになって。一緒に金沢に来て」

ボス恋8話の感想 フワちゃん、アンミカ

ゴシップ雑誌に載った内部の告発の犯人は、実は副編集長でした。飲んだときに隣の席に同業者がいて、いらんことを酔った勢いでしゃべってしまったのでした。

それにしても、潤之介は結婚のプロポーズなんて早すぎ!
しかも奈未は仕事への情熱がやっと盛り上がってきたときなのに。
どS先輩(中沢)も「俺は負けない」とか言っているし大丈夫か。

奈未がブレスレットを見つけてくれたお礼を言うと
中沢「たまたま落ちてたんだ」
ツンデレですね!

奈未は、今回は先輩の和美に、磯部社長の紹介文の記事をまかされました。
パワハラの疑惑を鵜呑みにした磯部社長の目の前での麗子との喧嘩は、奈未の、計算されたパフォーマンス。
それに麗子が乗り、麗子と奈未の共同作業が社長の心を動かしたのです。

「平凡・人並」と言っていた奈未だったのに、こんなふうにいつのまにか「人並以上」の仕事をするようになりました。
麗子はこんな奈未の成長を喜び、さらなる成長を願っているということは、つぎの二人の会話でひしひしと伝わってきます。

奈未「合併されても、編集長の雑用係として働かせてください。私は編集長にあこがれているんです。かっこいいと思っています」

麗子「追うべきところは私じゃない。仕事よ」
名言また出ましたね!

そして編集部を去ることになった麗子も潔くてかっこいい!
麗子「道筋はつくった。私は去る。あなた(麻美)に託す」

今回は、半田副編集長役のなだぎ武の演技が、光っていました。
半田副編集長の編集部への愛があふれていました。

それから、奈未が1話からこの8話にいたるまで、恋をしてだんだんあか抜けてキレイになっていくのも見逃してはいけません。

ボス恋9話のネタバレ 婚約指輪と奈未の涙 麗子はどこに

潤之介「俺のお嫁さんになって、返事はよく考えてからでいいよ」
奈未「はい!」
あまりの嬉しさに、即答してしまう奈未。

理緒は一人で病院へ行きます。過酷な診断が下されます。もうバイオリンの道は閉ざされました。
理緒は「最後のお願い」として、自分の手術に付き添ってくれと潤之介にお願いします。それには奈未は快くOKします。

MIYAVI編集部は残りましたが、編集長麗子は去り、新しくZEAL高橋麻美を迎えました。
麻美「今度会うまでに付録についての案を考えてきて。」

これまで記事で勝負してきたMIYAVI編集部は、どうも麻美とはかみ合いません。

副編集長半田は「辞表」を出します。麗子のパワハラの記事は自分の責任だと思ったからです。しかし麻美の情報によってその疑いが晴れたのです。

副社長の宇賀神に奈未は麗子との進展を尋ねると、
宇賀神「おそらくフラれたようです」
最後に二人が話した時に、麗子は水族館のデートでもらったサメのストラップを大事にもっていました。
麗子「一生の宝にします」
そういって別れをつげられた、と言う話でした。
宇賀神は、麗子の行方は知っているようですが、口どめされていると言って教えてくれません。

ところが、奈未は麗子の異動先を偶然知ってしまいます。
麗子が移ったのは地下の備品管理室。
地味なグレーの事務服で机に向かって事務仕事をする宝来麗子がいました。

奈未は宝来の母から、麗子が10年前パリに留学に行くときのエピソード聞かされます。
母は、奈未を交えた今度の家族の食事会には麗子は来ない、父と麗子はうまくいっていないからということでした。

最後まで麗子がファッションの勉強をしに行くことに反対していた父に、出発の朝言った言葉。
麗子「一生懸命やってダメだったとしても無駄にならない」

奈未は、備品管理室に行き、麗子を呼び止めます。
奈未「ダメだったとしても無駄にならないんですよね?」
そして宝来一家の食事会の会場の住所を書いたメモを、麗子に無理に渡します。

奈未が食事会に持って行ったのは、自分が書いた社報誌とMIYAVIでした。
ここで宝来の父に、それらを見せながら麗子がどれだけ実力があるかを熱く語ります。

父は、改めてファッション雑誌の編集の仕事について知るのでした。そして麗子の作品を。
そこに麗子が現れます。
麗子「お父さんの夢をかなえられなくてごめん」
父「今までごめんな」
麗子の目には涙があふれていました。

奈未「私夢を見つけちゃったみたいなんです」
麗子「それが私があなたを編集部に残した理由」

奈未は、麗子のアシスタントとして雇われた。麗子がいなくなるなら奈未も一緒に、と上に言われたが、麗子が奈未を編集部に残すように交渉してくれていたのでした。

初めて出会った橋の上のあのベンチで結婚指輪を奈未の指にはめます。
潤之介「これはどんなことがあっても俺のことを信じるというお守り」

理緒は奈未に潤之介を自分の手術に立ち会わせてくれたお礼を言いに来ます。
奈未が自分の仕事の近況を話しているうちに、理緒は気が付きます。

理緒「奈未ちゃんは編集者になることが夢になったのかもね」
理緒は幼馴染として、潤之介をよく知っています。

潤之介は、宝来の父の会社を継がなくてはならないから、自分の夢に蓋をしてきたことを話します。
理緒「潤ちゃんはやさしすぎるから、奈未ちゃんが蓋をしたら潤ちゃんを余計傷つけるよ」

奈未は潤之介と屋上に星を見に行きます。
背中からのハグがあたたかい。
潤之介「夢見つけた?」
奈未は涙が止まらなくなります。
潤之介「奈未ちゃんにはいつだって笑っててほしい」
奈未「潤之介さん、わたし、、」
潤之介「わかってるよ」

奈未は潤之介に指輪を返します。
潤之介「奈未ちゃん、元気でね」

去っていく奈未の後ろ姿を見送る潤之介の涙。
共鳴するダイヤモンドと涙。

ベンチで一人泣いていると、中沢が静かに現れます
中沢「お前がまた泣いている気がして……」

ボス恋9話の感想

ボス恋9話はいろいろな人が涙を流しました。

今までのハイブランドを身に着けた、ど派手な宝来麗子。
今回は事務服。このギャップがすごかったです。
でも、どんな地味に固めても菜々緒さんの美しさは隠せない。

潤之介は、お昼のラーメン屋で中沢にばったり会ったときに、プロポーズしたことを話します。
中沢は奈未は今は仕事に夢を見つけていると言います。
潤之介「知っているよ、そんなこと」
潤之介は強がってそう言ったのではなかったのかも。

奈未が自分の夢を見つけたことを知っていてプロポーズしたのかもしれませんね。恋においては、自分の感情に蓋をせず素直に従ったのでしょうね。

ボス恋最終回のネタバレ 恋も夢も続きは別冊で

中沢「お前がまた泣いているかと思って。」
ベンチで泣いている奈未の横に座ります。

中沢「あいつと別れたのか。夢を見るってことは、何かをあきらめなくちゃならないこともある。それだけ大事なものがあるなら、夢かなえなきゃな。」
そういってハンカチを貸してくれました。

奈未は潤之介と別れた数日間は、根無し草のようでした。
あのブレスレットも引き出しにしまいました。

職場では笑顔も消え、潤之介の幻覚まで見えたりします。
編集部の先輩たちもそんな奈未を心配し、飲み会の席に潤之介を誘ってあげたりするのですが、潤之介は席をする立ってしまいます。

潤之介は、父の会社を継ぐことになりあれから毎日父と取引会社に挨拶回りをしていたのでした。
そんな中、中沢は潤之介をラーメン屋に誘います。

中沢「あんたがカメラマンとしてやっているとき、かっこよかったよ。鈴木のこと、いいの?」
潤之介「奈未ちゃんはやりたいことがあるんだから」
中沢「わかってもらうことをしないと何も進まない」

麻美は副社長宇賀神に言います。
麻美「編集長降ろさせて。私、麗子のものが欲しかっただけなのかも。編集長は麗子じゃなくちゃダメ。MIYAVIは麗子が必要なのよ。」

宇賀神は、麗子のところへ行き編集長として戻るように説得しますが断られます。
麗子「私は責任をとることでしか生きられないのです」
副編集長だった半田が、編集長に昇格することになりました。

MIYAVIの次号の表紙は、今度デビューするモデルでした。このモデルのデビューは極秘でなくてはなりませんでした。
そのはずが世間に出回ってしまい、インスタにもあげられているということで、「この話なかったことに」とせっかく完了した表紙は白紙に戻ります

困り果てた半田と奈未は、備品管理室にいる麗子のところに助けを求めに行きますが、麗子はつっけんどんです。
麗子「写真が出回るのがそんなにいけないこと?」
この麗子の一言がヒントでした。

奈未「ピンチはチャンスです」
逆境を逆手に取り、流出した写真を「MIYAVIの宣伝」として使っていこうという作戦に出ました。

5号の表紙の撮影に立ち会いながら、奈未は、潤之介がどのような気持ちで写真を撮っていたのかを考えていました。

理緒は手術の当日に付き合ってくれた潤之介に
理緒「潤ちゃんに最後のわがままを言って踏ん切りをつけたかったの」
お礼とさよならを言います。

その頃、奈未は尾芦に呼び出され、あるものを見せられます。
尾芦は潤之介が捨てようとした作品を捨てられず、すべてレンタル倉庫に残していたのです。

尾芦「潤さんは、人の痕跡を撮るのがすきなんや」
尾芦の携帯から、奈未は潤之介に電話をします。
奈未「一日だけ彼氏になってください。見せかけの彼氏に」
そういって、あのレンタル倉庫へ連れて行き、潤之介の作品を見せるのでした。

奈未「夢に囚われて笑えなくなったら意味がないと潤之介さんの言葉に救われました。でも、夢に蓋をして笑えなくなったら悲しいです。あなたにはいつも笑っていてほしいんです」

金沢へ行き、父に潤之介は急に切り出しました。
潤之介「俺、会社は継がない。自分の夢を追いかけるよ」
父は理解してくれました。

そしてかつて麗子に言われた言葉をこんどは父が口にします。
宝来父「一生懸命やってダメだったとしても無駄にならない」

MIYAVI第5号は大筋完成となりました。
奈未は、その下書きをどうしても麗子に見てもらいたいと無理やり押し付けたのです。

麗子は1ページ1ページとめくっていく中、奈未の記事もありました。
自分が編集者として育てた奈未の記事。
麗子は涙が止まらなくなりました。

20年前、父の反対を押し切ってファッションの勉強をしにパリに向かうときの自分を思い出します。
そのとき父に言われた一言で、自分は泣いていました。
でも、ファッション誌を開き、自分の夢に向かっていくと決意したときのことを。

エレベーターで宇賀神と麗子がばったり会います。
宇賀神「責任を取りすぎないでください。ほかの人にも責任をわけてあげてください。そしてほかの人をもっと頼っていいんです。人はそれほど強くないから。僕のこともたまには頼ってくださいね。」
麗子「みんなに一つお願いがあるの。もう一度一緒に仕事をさせて」

編集部一同拍手で、麗子を迎えます。
奈未「おかえりなさい」

ある日、麗子はMIYAVIが軌道に乗ったタイミングで、宇賀神をたずねます。
退職願をいきなり出されて、うろたえる宇賀神に、

麗子「あなたを頼ることにしました。私をささえてください」
宇賀神「それは、ビジネス面ですか、プライベートですか」
麗子「・・・」
宇賀神「悪魔のほほ笑み!?」

麗子のMIYAVI最後の日。
奈未がおつかれさまを言いに麗子のオフィスに行きます。
麗子「あんなにやめるって言ってたあなたより早く辞めるなんてね」

そこで麗子から、潤之介がカンボジアに行くことを聞かされます。急いで潤之介を追おうとすると、彼が編集部に現れます。
潤之介「夢を追うことにした。待っててくれる?奈未ちゃん」
そして2回目の告白とともにもう一度、潤之介から指輪を渡されます。

ボス恋10話 別冊部分のネタバレ

「別冊」の部分のネタバレです。3年後です。

MIYAVI新編集長に和美。
和美にはかつての奈未のようなアシスタントがいます。

「中沢さんほんといいこと言いますね!ひめくりカレンダー作りましょう」

と奈未が冗談とも本気ともとれることを言ってたのが、実現しました。

そしてこの二人、、、

奈未は、円満退職します。

麗子は、宇賀神とともに小さな編集社を起こしました。

そこに奈未が、入社したのです。
奈未「編集長の雑用係は私だけです」

奈未の妹は上京して一緒に住んでいます。税理士を辞めてYOUTUBERになったケンちゃんの動画を一緒に見ていると、背景に潤之介の写真が写っているではないですか!

奈未は走って見に行きます。

潤之介が3年ぶりに帰国しました。
サプライズだったので、奈未には知らされなかったのです。


潤之介「奈未ちゃんただいま」
奈未「おかえりなさい」

ボス恋最終回の感想

麻美は、麗子をライバル視してきました。
そして、奪った編集長の座に居座ることなく、潔く認めたところが素敵でした。

妬むところですが、自分を分析し「MIYAVIの編集長は麗子でなくてはだめ。私は麗子のものが欲しかっただけなのかも」と言えたことが素晴らしいし、編集の人間としてファッション雑誌への愛があると思いました。

麗子もまた、自分の弱さを認め、人は一人ではやっていけないことを悟ります。だから「皆にお願いがある」と今までになく、自分を謙遜して言うことができています。

奈未への恋心を抱いていた中沢は、自分の想いよりも奈未の幸せを願い背中を押す良い先輩。そんな中沢に恋をしている遥は、中沢に遠回しにデートに誘っていていい感じになってましたね。

奈未の成長はもちろんのことさまざまな位置の人間がそれぞれに成長を遂げていくドラマでした。

麗子の成長、潤之介の成長。
宝来の父の成長。
編集部の仲間の成長。
成長には愛がもれなくついてくるものですね。

恋つづとシンクロしてしまいます、、、。


恋つづ・・・「ただいま、先生」 「おかえり、七瀬」
ボス恋・・・「ただいま、奈未ちゃん」 「おかえり、潤之介さん」

ボス恋 見逃し配信

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ボス恋 宝来麗子名言集

  • ファッションは人に夢を与える
  • 2000万円なら土下座も安いものでしょ
  • おもしろい2択ね
  • ウソはウソにしかならない
  • 結果が出せない無能な人間は必要ありません
  • あなたがしゃべっていいのは私に質問されたときだけunderstand?
  • ブランディングをすればいいのです
  • 追うべきところは私じゃない、仕事よ
  • 道筋はつくった、私は去る
  • 紙の雑誌でなくてはならない意味がある
  • 一生懸命やってダメだったとしても無駄にならない
  • どうせ悩むなら、夢か夢じゃないか悩むんじゃなくて、夢にしてから悩め (by中沢)
  • 宝来麗子英語スピーチ