中学受験勉強のため学校休む 連絡帳の理由の書き方は要注意
首都圏受験の親の大きなお悩みのひとつ、3学期という受験ラストスパートの時期を「小学校どうする?」問題です。
「そりゃ小学校を、受験勉強だからといって休ませるのは無しでしょう!」
周りは口をそろえてそう言います。
もちろん、教育上は普通に学校へ行かせることがベストでしょう。
それに信念関係なく、お子さんは学校が息抜きになっているケースが多いです。
年明けから2月1日まで、感染対策のためと勉強のため、がっつりと休む家庭も珍しくありません。
うちは3学期は休ませましたが、この記事は休ませることをおすすめしている内容では決してございません。
「決断する過程や基準を間違うと後悔する」ということをお伝えしたくこの記事を執筆いたしました。
成績という現実と、周りの意見の狭間で苦しんでいる保護者さんに届けば幸いです。
中学受験勉強のため学校休む 連絡帳の理由の書き方は要注意
もくじ
- 入試直前に学校を休むメリット
- 入試直前に学校を休むデメリット
- 入試直前休んだ感想
- 受験直前に学校を休むことを誰に相談する?
- 3学期休む理由 連絡帳の書き方 頼む相手は男子
中学入試直前に学校を休むメリット
・インフルエンザなどに感染する可能性が下がる
・受験勉強時間が大幅に増やせる
中学入試直前に学校を休むデメリット
・学校をずる休みする感がある
・学校が息抜きの子もいる
・親も仕事を休むことになる
・担任が理解してくれないことが多い
中学入試直前に休んだ感想
最初私も、学校休ませてまで勉強なんてと思っていたくせに、3学期は修行式だけ行かせて休ませたのです。
そして受験の結果は、第一志望には受かりませんでした。
それでも、3学期を休ませたことは後悔していません。
「もし3学期休ませれば受かっていたかもしれない」と思わなくてすんでいるからです。
娘の学校のクラスに受験生は2割ほどいましたが、始業式含め3学期は全く来なかった子は少数派。
通常通りに学校に来た子が多かったらしいです。
私が娘の「3学期欠席」を決断したのは、模試の成績が下がりだし、つ合格圏から出たこと、塾から帰宅が遅くなり復習や風呂などで12時就寝になっってきたことからです。
2学期は、疲れからか熱を出し塾も学校も勉強も休む日が週1くらいありました。
ちなみに本人はちっとも焦っていません(笑)
焦っているのは親です。
焦りから私はメンタルをすっかりやられました。
「このままでは受からない」「受験なんてやめれば良かったね」
ひどい言葉をわが子に浴びせてました。後悔しています。
焦り・プレッシャー・自己嫌悪、、、。
自分のことだと割と冷静に受け止められるのですが、わが子のことになると熱を入れすぎてしまう。それが母親のサガ。
自分を客観視するには、カウンセリングを受けることが必要です。
「母親の状態によって、子供の成績が左右する」
いくら女優になっても、精神状態は波動で伝わってしまうのですね。
中学受験前学校を休むべきかを誰に相談する?
学校を休むかどうかは家の人以外、誰にも相談しないほうがいいです。
「他人の意見を入れない」これが大事だと私は思います。
塾の先生は、「基本的に学校は休ませないでください」と言うでしょう。
学校を休むことを奨励するのは、塾としてはまずいですから。
または、学校を休んだところで成績なんか大してあがらないと思っているのかもしれません。本当のところはわかりません。
そして一番ありがちで一番やるべきではないこと。それはママ友さんにどうするかを聞いてしまうことです。
「〇〇君が休むならうちも、、」と、影響されてしましますからね。
そんな決め方だけはしないほうがいいです。
必要だと親御さんが判断したなら、お子さんの意思を説得する場面もありだと思います。
そしてどうするかを決めたら、誰にも言わないでくださいね。
批判を受けるだけです。
ただでさえナーバスになっている受験母、にこにこの女優でいるという重大な使命があるのです。
この時点ではママ友さんとは距離を置くと約束してください。
非受験組のママ友も含めて。
中学受験で3学期休む 連絡帳の理由の書き方
まず、3学期を受験で休む場合には、担任の先生にお手紙を書くことをお勧めします。
「中学受験」という言葉を使うときは、便箋に書き、封筒に入れ、連絡帳に挟むことをお勧めします。
これで他の人に受験することを知られたり、受験の日を知られたりすることもありません。
私は小学校の担任には、2学期のうちに、1月受験(埼玉2校)の2回と、東京受験の2月1~5までの合計7日についてだけは連絡していました。
年を明けて3学期がはじまってから、名目上は健康上の理由で休む場合は毎日毎日連絡帳でお知らせしています。
すべて「病欠」として合計14日休みました。担任の先生は理解のある先生ですし、中学受験の子を応援してくださるような先生でした。
本当は正直に、受験勉強のために休みたいと言えらたらどんなに良かったでしょう。
でも「担任を受け持つ教師」の身になると「立場」も考慮しないとなりません。
担任の先生がいくら中学受験生を応援しているスタンスであったとしても、上司のいる普通の組織の中の人間は、板挟みにあいます。
「受験勉強で休みます」という申し出に対応したことで、主任や校長先生から良く思われず、教職員としての成績にもひびきかねず迷惑をかけることになる場合もあります。
正直に勉強のために休むと言うと迷惑が掛かります。
「体調がすぐれないので大事をとってお休みします」
「感染が心配なので休ませます」
などの理由が良いと思います。
そして連絡帳は「隣のクラスの男子」にお願いしましょう。
女子の間では、
「あの子受験するんだって」
「ずる休みだよ」
なんていううわさが立ちやすい、と去年受験したお母さんに聞いていました。
男子は比較的そういうことに無関心なので、中身を見られたり噂したりもありません。
試験勉強で学校を休むのはずる休み?
「受験Bible」の著者 庄司さんも、娘さんの受験で3学期はまるごと「病欠」という名目で休んだそうです。
校長先生には「でも塾には行くんでしょう」や「虐待を思われたら児童相談所がお宅に行きますよ」などとイヤミを言われたそうです。
このような校長先生のもとで働く担任の先生は、受験生を応援している体制ですと気まずくなります。担任の先生が組織の中で困らないように「本当のことを言わない気遣い」が必要だと割り切りましょう。
「学校は休むのに塾は行く」矛盾を解決するには、オンライン個別指導や家庭教師が良いでしょう。
家庭教師に来てもらう場合は、親御さんはお子さんの弱点や穴、受験校の過去問をすでに終えている前提でそれらを家庭教師に伝えてください。
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中学受験勉強のために小学校休む?連絡帳の書き方は【まとめ】
- 我が家は我が家と割り切る
- 子供の人生に親身になれるのは親だけ
- 小学校の先生の立場を考えて理由を提出する