面倒見の良い私立中学校 首都圏の中学受験
学校説明会で最も良く聞く宣伝フレーズが
「わが校は面倒見の良い学校です」
ではないでしょうか。
お子さんの成績が偏差値50あたりにいる場合、「面倒見の良い学校」でうんと面倒を見てもらいたいと望んでしまうのは親ごころというものですよね。
私は、娘の志望校選びに「面倒見がよく、塾要らずの学校」を探し求めて学校見学に行きまくりました。
面倒見の良い私立中学校 首都圏の中学受験
もくじ
- 私立中「塾要らず」とは
- 私立中 女子にとって男子にとっての面倒見とは
- 面倒見の良い中学校一位の京華学園中 男子
- 面倒見の良い中学校上位の八雲学園中
- 志望校選びに遺伝子検査を利用する?!
- いじめの少ない中学校
私立 中学校 「面倒見」や「塾要らず」とは
「塾要らず」は大変魅力的な響きがあります。
この「塾要らず」には次の2つの種類があります。
どちらかひとつを唱えている場合もありますが、両方の場合もあります。
- ✅大学受験対応型:大学受験対応の学習は学校で教えますので、受験の塾に通う必要がない
- ✅授業習熟型:学校の授業についていけなくなった場合は、学校で補習や追試をやらせて習熟を強化する
不明の場合には個別に質問して確認する必要があります。
なぜならば、大学受験対応型の場合はやはり無理があるからです。目指すレベルと目指す学部が違えばこなすべき問題が多様だからです。
結局大学受験のために塾にお世話になってしまうケースが多いので、「塾要らずとは大学受験対応です」という学校には過大な期待は禁物です。
私立中学校 女子にとって男子にとっての「面倒見」とは
「面倒見の良さ」とは小テストで合格点以下は再テスト・再々テストがあったり、提出物を出さない生徒には口頭やお手紙でしつこく注意を促したりしてくれる学校と言うことです。
つまり「置いてけぼりを作らない」ということになりますね。
保護者の期待は、「面倒見の良さ」とはたとえば、小テストで合格点以下は再テスト・再々テストがあったり、提出物を出さない生徒にはしつこく注意を促したりしてくれること。
生活面でも、スカートやスマホにおいてのルールを守らせてくれたら家庭はありがたいですね。
本当に「面倒見が良い」学校と言えるかどうかの判断は、入口と出口の差が大きい学校だと言えます。
つまり、入るときの偏差値が低いわりに、6年後の大学受験の実績が高いということになります。
面倒見の良い中学校ランキング 1位の京華学園中
「面倒見が良い」
「生徒や保護者の入学後の満足度が高い」
「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い」
「生徒や保護者に勧めたい」
という4つのランキングで連続1位になっている京華学園中を見てみましょう。
ご家庭に合った「面倒見の良い学校」を探す指針になるかと思います。
「面倒見がいいというのは、手取り足取りなんでもやってあげるという意味ではありません。
https://www.eduweb.jp/school_posts/6959
生徒たちに寄り添い、一人ひとりの良さを引き出すきっかけを与えること、自律する姿を見守ることなど、常に生徒の好奇心を大切にし、やりたいことを認めてあげることが、本校の行っている『面倒見の良さ』なのです」と、町田英幸校長
面倒見の良い中学校ランキング 上位の八雲学園 偏差値では測れない
面倒見の良い学校ランキングの上位にいる偏差値50以下の私立中学校は、共学化したばかりの八雲学園について見てみましょう。
この中学校は定期試験前に「試験対策学習デー」として、授業後に残って学習することを薦めています。
各教科の先生が教室をまわってくるので、生徒はわからないところを気軽に質問することができます。
ホームルームクラスの担任とは別に、チューターと呼ばれる教員が生徒一人一人に個別に対応。
https://diamond.jp/articles/-/143069?page=2
良き相談相手として、日常生活全ての面で生徒をサポートする。そうした面倒見の良さは、共学化されても継続される。
志望校選びに遺伝子検査を利用する?!
志望校選びで、遺伝子検査をしてお子さんの適正を調べることもひそかなブームです。
最近はずいぶん手軽に受けられるようになりました。
遺伝子検査で子どもの能力解析 受験での先手必勝
いじめの少ない中学校
いじめが少ない中学校 いじめの多い中学校 公立と私立関係あるの?
面倒見の良い私立中学校 首都圏の中学受験【まとめ】
面倒見の良い学校を見つけるポイント
- 入学後に成績を伸ばして、自信を引き出してくれるかどうか
- ひとりひとりの生徒を勉強だけでなく生活面も見てくれるのか
- 保護者との連携も大切にしてくれるのか
- 成績下位者への対応だけでなく成績上位者も伸ばしてくれる